上御霊神社(御靈神社) 屏風のご奉納

2025-12-15
陰極まりて陽となす

冬至点まであとすこし

令和7年 12月15日
この日、麗らかな晴れの日となり
御靈神社(上御霊神社)さまに
20年近く画室にて大切に保管しておりました

作品にご奉納をさせていただく御光栄を賜りました

天・花向けの空
1840×2070㎜

和紙 墨 箔 岩絵具

作品は、パネル張りから
こんなに素敵な屏風へと

表具師 今村貴介さんが美しくお仕立てくださいました

私が絵だけで食べられなかったとき
京都御所や大徳寺など文化財修復の現場で働かせていただき
補彩師として学ばせていただいた時代の先輩です
(今は、掛け軸などでお世話になっています)
急遽決まりました日程でしたが、ご奉納の日にも直接いらしていただくことが叶いました

ご祈祷いただく間、

小鳥たちの歌と、ずっと御神前を照らしていたやわらかな太陽はまばゆいひだまりとなりきらきらゆらゆらと。
春のはじまりのお祝いのようでした
うまくいえないのですが、
この日より、
自分の中に大きな太陽をわけていただいたような感覚
一陽来復
新しいはじまりの日。