
京都 紫雲山
くろ谷 金戒光明寺にて
宮崎家具
×日本画家 定家亜由子
構想からかぞえると、
約一年
つむいでまいりました


飾り箪笥「祥雲の花」
光栄なことに、扉に四季の花を描かせていただきました
このたびの
第91回「洛趣会」でのお披露目。
1928年から毎年11月初旬、京都の美しい仏閣等を会場に開催される伝統ある老舗の展示会
「お売りしません、お誉め下さい」が謳いことば
天狗のモチーフは各お店が自慢のとっておきの品々を鼻を高くして披露することに掛けられています。
それはそれは粋なもので、毎年見る側としてファンでしたが、今年、宮崎家具 宮崎真里子社長、宮崎安里さんとこのようなかたちで立たせていただくことが叶うなんて。

他のお店の方々も大変お優しく、お振舞いや姿勢、立ち姿から学ばせていただくことばかりでした。
貴重な経験、そして、夢のような幸せな二日間でした。
洛趣会では、
二日間でなんと3300人の方がいらっしゃいました。
初日は表千家のお席、二日目は裏千家のお席にて、てきぱきと、しかも、優雅に…千以上の数のお茶のご接待も。目を見張る。全てが、一人では絶対に叶えられないこと。

宮崎家具さんと、老舗のみなさまの積み重ねてこられたものに、大きな器に、時空こえてゆく乗り物に、完全にのっからせていただくかたち。本当にありがたかった。
完全ご招待のクローズの会でもあり、私からは告知していませんでしたが、私のお繋がりのみなさまやお客様にも、必ずみていただきたい、丁寧に見ていただきたいので、
来年
令和八年五月
私がいちばん好きな季節!
京都 哲学の道の傍ら
橋本関雪先生の曼荼ら
お庭が造営110年を迎えられます
白沙村荘での
個展にて
ゆったりとみなさまと
語らいつつの
お披露目が叶えばと思っております
螺鈿は月の満ち欠け
月影のいたらぬ里はなけれども ながむる人の心にぞすむ
月の光の行き届かない場所はない
そしてながめる人の心にその光は住む
洛趣会にて再会しました
くろ谷のお坊さまに教えていただきました
浄土宗のお歌とのことです