復曲能「宮城野」鑑賞

2025-06-16
“復曲”復曲試演の会

「宮城野」
2025年6月15日 京都観世会館
シテ/片山伸吾 先生
片山九郎右衛門 先生企画監修

西野春雄 先生企画監修校訂補綴

お役割をいただき、

復曲能「宮城野」をモチーフに描かせていただきました。

宮千代が纏うは
萩もて摺れる花摺

月光に鼓と舞う

良い香りする風のようにも見え、天使のようでしたり、萩の花の精のようにも見え、とにかく美しく、、

劇中の旅人と蝶にも夢の世界に誘われて。

宮千代童子の伝説は、柳田國男氏の著書中にも言及があり、太白星(金星)の化身等。
京都公演の前日には宮城野ゆかりの仙台にて第27回仙台青葉能にて演じられたとそうです。そして、この日は宮千代が憧れた京都での復曲!
歴史に残る日に立ち会わせていただきましたこと。改めて感激と感謝でいっぱいです。